京都府警の入力ミスで府内に住む男性が10年以上にわたり警察庁の前歴データに覚せい剤取締法の違反者として誤って登録されていたことがわかりました。
京都府亀岡市に住む65歳の男性は、先月下旬地域の防犯活動を行う防犯推進委員になる申請を亀岡警察署にしたところ覚せい剤取締法違反の前歴を理由に断られました。
男性の抗議を受けて京都府警が調査したところ男性が2001年に「傷害容疑」で書類送検された事件(不起訴処分)が入力ミスにより「覚せい剤取締法違反」と警察庁の前歴照会用データベースに登録されていました。
亀岡署は今月3日に男性の家を訪ね謝罪したということです。
京都府警は「入力ミスがないようにチェック体制を強化したい」と話しています。
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