早場米の産地である徳島県阿南市では、早くも田植えが最盛期を迎えています。
阿南市椿町では、温暖な気候を利用して台風シーズンよりも前に米の収穫を済ませ、被害を最小限にしようと、古くから早場米の栽培が行われています。
植えられているのはコシヒカリやハナエチゼンの品種で、およそ130ヘクタールの静かな水田に田植え機のエンジン音が響きます。
田植え機が通ると、長さ15センチ程の苗が次々と植えられ、水田には緑のじゅうたんが広がって行きます。
田植え作業は今月中旬まで行われ、順調に生育すれば8月中旬には収穫される予定です。
収穫された新米はやわらかくて味が良いと人気があり、「阿波美人」のブランド名がつけられて主に関西方面へ出荷されるということです。
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