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白浜町長が職員らを提訴

和歌山県白浜町の町長らがゴミ処理施設をめぐる地元との交渉の席で恫喝され苦痛を受けたとして、仲介役だった当時の課長らに対し慰謝料を求める訴えを起こしていたことが分かりました。 提訴したのは白浜町の水本雄三町長と副町長の2人です。 訴えによりますと町長らは町のゴミ処理施設の利用をめぐる会議の席で、地元の区長から「職を賭けよ」などと恫喝されました。 さらに同席していた当時の担当課長や町議会の議長らが区長を支持する発言をしたことによって精神的苦痛を受けたとして、当時の担当課長ら6人に対し、およそ1000万円の慰謝料を求めています。 【町長会見(11月7日)】 他の地域の補助金も持ち出し、理屈の通らない話も続けられて、恫喝を受けました ゴミ処理施設をめぐっては、当時の担当課長らに対して不当な人事異動が行われたとして、課長全員が「降格願」を出すなど反発していましたが、町長らはこうした行為も名誉棄損にあたると主張しています。 12月5日の取材に対し水本町長は「コメントできない」と話していますが、町長が部下の職員を訴えることは異例で、町政の混乱は避けられそうにありません。

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