大阪府泉佐野市が導入を目指していた、関西空港連絡橋の利用者からの100円の税金徴収について、総務大臣が11日、同意しました。
早ければ10月にも実施されることになります。
【泉佐野市・千代松大耕市長】
「泉佐野市の独特の事情を十二分にご理解いただいたという感謝の気持ちがある」
泉佐野市は、関西空港の連絡橋を通る車から1往復100円の税金を徴収する条例を制定し川端総務大臣に同意を求めていました。
3年前に連絡橋が国有化されたことで、泉佐野市に固定資産税が入らなくなり、市の税収は年間約8億円減っていました。
総務大臣は11日、100円程度であれば車の通行量や経済活動に大きな影響はないとして、利用税を徴収することに同意しました。
【千代松市長】
「これから丁寧に利用者に対しどのような形で周知していくのか手法を検討し進めたい」
泉佐野市は、利用税の導入で年間3億円の増収を見込んでいて、早ければ10月にも徴収を始めたい意向です。
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