和歌山県田辺市の熊野本宮大社では、春の例大祭が始まり、子どもの健やかな成長を願う湯登神事が行われました。
13日に行われたこの神事は、例大祭で「神の使い」を務める稚児が温泉で身を清める神事で、県の無形文化財に指定されています。
稚児は地面に足をつけてはいけないため、お父さんに肩車をしてもらって山の上の神社に向かいました。
宮司の祝詞の最中には、眠ってしまう稚児も居ましたが、その後は、体を回転させる八捌と呼ばれる所作を奉納しました。
熊野本宮大社の春の例大祭は15日まで行われます。
一方、滋賀県長浜市では長浜曳山祭りが始まり、街角で子供歌舞伎が披露されています。
この祭りは、長浜城主だった豊臣秀吉に男の子が生まれたのを祝い、町民が曳山を作ったのが始まりとされています。
祭りの呼び物の子供歌舞伎で、5歳から12歳の男の子が演技を披露すると、見物客から拍手が上がっていました。
長浜曳山祭りは15日が本番です。
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