大阪府議会では、「大阪維新の会」が提案し審議が行われている「職員基本条例案」について有識者が意見を述べました。
5日の議会では元経済産業省官僚の古賀茂明氏と同志社大学教授の太田肇氏が参考人として出席しました。
大阪維新の会が提案した「職員基本条例案」は、職員を5段階で評価し2年連続で最低評価とされると免職することも可能という内容が盛り込まれています。
【条例案に賛成の古賀茂明氏】
「給与カットで済めばいいが、大量リストラにもなりかねない。そういう危機感を(職員に)持ってほしい」
【条例案に反対派の太田肇氏】
「成果主義をはじめとした評価・処遇、そうした人事関連の枠の中で、意欲や能力を飛躍的に向上させることができるのか」
大阪維新の会はこの条例案を来年2月の議会で採決し、成立させる構えです。
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