JR福知山線の脱線事故からまもなく7年となるのを前に、事故の風化を防ごうと兵庫県川西市でチャリティーイベントが開かれました。
このイベントは、事故で多くの被害者が出た川西市で毎年開かれていてことしで7回目になります。
会場では、事故を忘れずに安全な社会を作りたいという願いを込めたしおりが配られ、被害者を支援するための募金が行われました。
また、事故で重傷を負った松原友子さんが、当時の体験や今もPTSDと闘う現状を語りました。
【松原友子さん】
「電車に乗れないとか、電車の音が怖いとか、まだまだ治療が必要な状況。まだまだ苦しんでいる人間がいるんだということを皆さんに知っていただきたい」
訪れた人たちは脱線事故の重みを改めて感じていました。
↧