15日、大阪市で女性が2人の子供と無理心中を図ったとみられる事件で、児童相談所が去年、女性と面談し、子どもを一時保護する必要はないと判断していたことがわかりました。
15日、中央区のマンションでフィリピン国籍の女性(29)が刃物で子どもと無理心中を図ったとみられる事件で、サイス龍くん(6)が死亡、女の子が意識不明の重体で、女性は重傷です。
その後の調べで、去年、児童相談所が警察から育児放棄のおそれで通告を受けて面談した際、女性に変わった様子はなく、子どもの一時保護は必要ないと判断していたことがわかりました。
【大阪市こども相談センター・植村益子相談支援担当課長】「すぐさま(母子を)ひきはなして保護しなければならない状況ではなかった」また、女性は今月、小学校の入学式で龍くんのようすを嬉しそうに撮影していたということで、警察は、女性の回復を待って事情を聞く方針です。
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