京都・祇園の繁華街で暴走した車にはねられ歩行者7人が死亡した事件で、事件当日、京都府警の交通部長が懇親会に出席し飲酒していたことがわかりました。
今月12日、京都市東山区で藤崎晋吾容疑者(30)が運転する軽自動車が暴走して歩行者7人が死亡、11人が重軽傷を負ったほか、藤崎容疑者自身も電柱に衝突して死亡しました。
大きな被害を出した暴走事件にもかかわらず、京都府警の交通部門の責任者である山形克己交通部長が当日の夜警察署長が集まる懇親会に出席してビールを飲んでいたことがわかりました。
責任者不在で捜査が進められたことについて山形部長は「捜査員の応援要請のために懇親会に出席したがビールに口をつけたのは配慮が足りなかった」と話しています。
一方、藤崎容疑者が電柱にぶつかった際に巻き込まれて死亡した奥村昌彦さん(40)の葬儀が京都市内で行われました。
【中学の同級生】
「社交的で誰とも打ち解ける感じで明るくていい友達でした」
介護施設に勤めていた奥村さんは去年、結婚して今月7日に長女が生まれたばかりでした。
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