Quantcast
Channel: KTV NEWS
Viewing all articles
Browse latest Browse all 19306

軽自動車はアクセル全開で走行か 京都・祇園の暴走事件

$
0
0
京都・祇園の繁華街で歩行者18人が死傷した暴走事件で、軽自動車は、アクセルを全開にした状態で暴走していたとみられることがわかりました。 今月12日、京都市東山区で藤崎晋吾容疑者(30)が運転する軽自動車が暴走して歩行者7人が死亡、11人が重軽傷を負い、藤崎容疑者自身も死亡しました。 その後、重傷だった、長谷川明恵さん(68)が意識不明の重体に陥っていることがわかりました。 フリーカメラマンの米田喬さん(29)は当時、四条通の交差点で信号待ちをしていて後ろから来た軽自動車にはねられ、足や腕を打撲しました。 【米田喬さん】 「左足に激痛が走って、その瞬間に車が猛スピードで人が渡っている中を走りすぎていった。僕は冷や汗が止まらず、体全体が震えていて、ちょっとしたショック状態でした」 警察が、複数のドライブレコーダーを分析した結果、暴走を始めた当初は時速40キロくらいでしたが、電柱に衝突する直前には時速60キロ以上になっていたみられ、アクセルを踏み込んだ状態で走っていたとみられることがわかりました。 警察はてんかんの持病との関連を引き続き慎重に調べています。 【米田さん】 「事故のとき実際に発作があったかどうかをやっぱり究明してほしい。それによってこっちの気持ちはだいぶ変わる」 一方、事件当日の夜、京都府警の安森智司本部長や山形克己交通部長らが懇親会でビールを飲んでいて、一時、責任者不在で捜査が進められていました。 安森本部長は懇親会を中止するかどうか相談され、遠方から駆けつけた署長もいるので、開催するよう指示したことを認めました。 その上で、「懇親会は非常に重要。当初は出席しないつもりだったが『初動捜査が終了した』と報告を受けたため出席した。ビールに口をつけたのは配慮が足りなかった」と話しました。 【松原仁・国家公安委員長】 「交通事故が発生した当日に本部長及び交通部長が懇親会に参加したのは配慮が足りなかったと言わざるを得ない」 松原国家公安委員長は、捜査に支障がなかったか事実関係を精査する方針を示しています。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 19306

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>