京都・祇園の繁華街で、暴走した車にはねられ歩行者7人が死亡した事件で、車が初めのタクシーとの追突後に30mほどタクシーを押していたことが分かりました。
警察は、車を運転していた男が追突後にパニックを起こした疑いもあるとみて調べています。
今月12日、京都市東山区で藤崎晋吾容疑者(30)が車を暴走させて、歩行者7人を死亡させました。
藤崎容疑者もその後、電柱に衝突し死亡しました。
その後の調べで、藤崎容疑者がタクシーに追突した際、タクシーを30mほど押し続けていたという目撃証言が、警察に複数寄せられていることがわかりました。
【最初の追突の目撃者】
「最初の衝撃は軽かったが、後ろの車はアクセルを吹かし続けてバキバキバキと音がしていた」
また警察は、防犯カメラの映像などから、藤崎容疑者が運転を始めたときには異常が確認されず、タクシーに追突した後にパニック状態となり暴走を始めた疑いもあるとみています。
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