東日本大震災で発生したがれきの受け入れについて、環境省は19日、大阪府貝塚市で住民説明会を開きました。
説明会には貝塚市の住民ら約60人が参加しました。
大阪府は東日本大震災で発生したガレキの受け入れをいち早く表明し、その指針作りを進めていますが、焼却を担う市町村で受け入れに前向きなのは大阪市だけです。
がれきの受け入れに対して不安を抱えている住民も多く、貝塚市の市民団体は環境省に直接説明をするよう求めていました。
説明会では、住民から「健康被害や風評被害が出た場合に誰が責任を取るのか」といった質問が出され、環境省の担当者は「国が責任をもつことをすでに示している」などと理解を求めました。
国が住民説明会を開くのは初めてで、環境省は「要請があれば、今後も説明会を開いていきたい」と話しています。
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