去年の豪雨災害で被害を受けた和歌山県新宮市では、日本の大学に留学している外国人留学生の力を借りて街のPRを始めました。
畑作業を体験しているのは、中国や台湾などからの留学生たち。
でも、なぜか手にはタブレット端末が…。
ここは去年9月の豪雨災害以降、観光客が激減してしまった新宮市。
畑作業をしている彼らは、市の観光協会に招待され地元のPRを手助けするためにやってきました。
【新宮市観光協会水本直之さん】
「留学生ですね独自の視点で彼らのツールを使って、フェイスブックとかを使って新宮の復興と魅力の発信をしてくれれば」
観光協会が目を付けたのは、フェイスブックやツイッター。
これらを頻繁に利用するという留学生に、地元の文化を経験してもらいその魅力を世界に発信してもらおうと考えたのです。
留学生たちは、観光スポットでどんどん写真を撮ってインターネット上にアップしていきます。
さっそく、海外の友人から反応があったようです。
【留学生】
「こんな平安衣装を着たいなぁとみんな興味を持ってくれた。日本のこんな歴史とか文化を世界中の人に知ってもらいたいと思います」
留学生の力を借りた新しい形のPR。
観光客が減ってしまった街の復興の一手となるでしょうか?
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