市役所からの事務所退去を命じられた大阪市労働組合連合会は、処分の取り消しなどを求め大阪地方裁判所に提訴しました。
市の労働組合を巡っては橋下市長が去年11月の市長選挙の際、勤務時間中に当時の平松市長を支援する活動をしていた事などを問題視し、庁舎内からの事務所の退去を命じています。
これを受け市労働組合連合会は「退去命令は裁量権の逸脱だ」として、大阪地裁に処分の取り消しと、1000万円の損害賠償を求める訴えをおこしました。
【橋下徹大阪市長】
「いいんじゃないですか?司法決着してもらって、
組合への便宜供与は極力抑制的に考えるべきです」
市役所庁舎内には現在も一部の組合が事務所を残していて、市は退去に応じない場合提訴する方針です。
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