京都では、「壬生さんのカンデンデン」として親しまれている、壬生狂言の春の公演が始まりました。
壬生狂言はおよそ7百年前、壬生寺の円覚上人が仏の教えをわかりやすく説くために始めたもので、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
最初の演目は名物の「炮烙割」。
茶道に使われる器「炮烙」を売る商人が太鼓売りとけんかをし、炮烙をすべて割られてしまうという物語で、クライマックスでは観客席から歓声が湧き起こりました。
春の公演は今月29日まで行われます。
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