乗客106人が死亡したJR福知山線脱線事故から25日でまる7年になるのを前に、負傷者の家族らが事故現場を訪れ祈りを捧げました。
負傷者の家族や支援者などあわせておよそ40人が21日午後、事故現場に向かいました。
JR福知山線脱線事故では今も多くの人が後遺症やPTSDがあるなか生活していて、この事故をきっかけに国は運輸事故で公的な被害者支援を行うよう制度つくりを進めています。
【次女が負傷した三井ハルコさん】
「事故の重みが軽くなることはない、生きている者でできることをさせてくださいという誓うような祈りをここでさせてもらっている、それは毎年変わらない」
【妻が負傷した中島正人さん】
「4月25日は一年の節目なんですけど、この1年間歩んできて、4月25日を機にまた新たに進んでいけたらな」
事故からまる7年となる25日には、事故現場をはじめ、各地で追悼の行事が行われます。
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