先月行われた大阪府立高校の入学試験で、「内申点」の入力ミスにより、本来合格していたはずの生徒2人が不合格になっていたことが分かりました。
【大阪府教育委員会の会見】
「2名の生徒さんの純真な気持ちを踏みにじる結果となってしまいました」
先月行われた大阪府吹田市の府立山田高校の入学試験で、33人の受験生について誤った内申点がコンピューターに入力され、合否判定されていました。高校が正しい点数をもとに再度判定したところ、本来合格していた男子生徒2人を不合格にしていたことが分かりました。山田高校の男性教諭が、パソコンが正常に動くか確認しようとして、入力済みの内申点に誤ったデータを上書きしたということです。現在、男子生徒2人は私立高校に通っていて、教育委員会は「本人が希望すれば編入できるよう対応したい」としています。
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