東日本大震災で津波に流された岩手県の松を使った仏像が京都の清水寺で一般公開されました。
清水寺で1日に公開が始まった「大日如来坐像」は、京都伝統工芸大学の学生が震災で津波に流された陸前高田市の松を使って製作したものです。
製作の過程では全国で復興を願うおよそ1万人にノミを入れてもらい、去年11月に来日したブータンのワンチュク国王も参加しました。
訪れた参拝者は如来像に手を合わせていました。
【訪れた人】「(被災者が)一日でも早く落ち着いた生活が送られるように心からお祈りしております」如来像はおよそ1年間、一般に公開されるということです。
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