大阪市の改革案で廃止の方針が示されている「大阪市音楽団」の魅力を知ってもらおうという演奏会が開かれました。
この演奏会は、作曲家の宮川彬良さんが大阪市音楽団の存続につなげようと企画しました。
大阪市音楽団は全国で唯一、自治体が運営する楽団ですが、市の改革プロジェクトチームは来年度に廃止する方針を示しています。
演奏会には指揮者の佐渡裕さんも登場し、大阪市音楽団の音色を失ってはいけないと呼びかけました。
【佐渡裕さん】
「こんなにレベルが高くて楽しくて、これは吹奏楽の醍醐味です」
【宮川彬良さん】
「そのことをいまいち知られていないところがシャクなところです」
橋下市長は今後、団員から直接意見を聞く場を設け、来月、最終的な方針を決めることにしています。
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