和歌山県太地町では小型沿岸捕鯨が解禁され、捕獲された鯨がさっそく競りにかけられました。
6日朝、太地町の漁港では「コビレゴンドウ」2頭の肉が競りにかけられ、例年より安めの1キロ700円から890円で落札されました。
体長5メートルほどのこの鯨は小型沿岸捕鯨が今月1日に解禁されたのを受け、太地町漁協の捕鯨船が5日に熊野灘で捕獲しました。
小型沿岸捕鯨は国際捕鯨委員会の捕鯨規制枠から除外されていて、水産庁の許可を得て毎年頭数の上限を決めて行われています。
【漁師】「大きいのが獲れて良かったと思います。これからも皆の期待に応えられるように頑張っていきたいと思います」
小型沿岸捕鯨は夏頃まで行われ、肉は主に地元や西日本各地に出荷されます。
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