一家4人で密漁していたのでしょうか。
大阪府の許可を受けずにウナギの稚魚を捕った疑いで、元漁師の男ら4人が書類送検されました。
大阪府の漁業調整規則違反の疑いで書類送検されたのは、高石市に住む元漁師の男(57)とその妻(54)、次男(33)と三男(29)の家族4人です。
4人は泉大津市の大津川河川敷で、大阪府の許可を受けずにウナギの稚魚、約200匹を捕った疑いがもたれています。
4人は地元漁協の組合長をしている親族に組合の腕章を借りて密漁を行っていました。
【記者レポート】「一家は夜になると、漁師たちに混じって、川に光を当ててうなぎを捕っていたということです」
【近所の人は】「違法だったらやめてほしいな。資源も限りあるから。ウナギは少なくなってきてるんやろ?」
ことしはウナギの価格が去年の2倍から3倍となっていて、4人は8回の密漁で捕った稚魚を養殖業者に売り、23万8000円を稼いでいたということです。
調べに対して三男は「母親から『生活費のためにシラスウナギを捕りにいけ』と言われた。ことしは高いから捕って売ったら金になると思った」と容疑を認めています。
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