大阪市環境局が職員に対して入れ墨の有無を独自に調査したところ、50~60人が「入れ墨をしている」と回答したことが分かりました。
大阪市環境局は「ごみ収集を行う職員の中に入れ墨をした人がいる」と市民から苦情が寄せられたことから、ことし3月、入れ墨の有無について調査を行いました。
その結果、環境局の職員約3200人のうち、50人~60人が「入れ墨をしている」と回答したということです。
環境局の内規では「入れ墨をしてはいけない」と定められていて、橋下市長は重い処分もあり得るとの見解を示しました。
【大阪市・橋下徹 市長】
「大方は、営業マンに入れ墨を認めるような、そんな会社はないというのが、僕の感覚ですから。身分保障に甘えた公務員の世界だからこういうことが蔓延していると思う。懲戒免職というのはダメでも、分限はあり得るのではないか」
大阪市はこの調査とは別に全職員を対象に入れ墨の有無についてアンケートを行っていて、16日をめどに結果を公表するということです。
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