落語家で人間国宝の桂米朝さんが、数え年で88歳の米寿を迎えたのを記念して、現在、米朝さんそっくりのロボットが開発されているそうです。
ロボットの型が、顔のしわや眉毛まで精巧に彫られています。
モデルは、人間国宝の桂米朝さんです。
【桂米朝さんの高座(2005年)】
「私も80歳になりましてね、もう人生も終いでございます」
米朝さんは今年、米寿を迎えました。
ロボットはその記念に制作されるもので、粘土の彫刻を元にシリコンで体の表面を作り、コンピューター制御の本体に被せて作ります。
完成すると、目や口を動かしながら落語まで披露するそうです。
【アークエストスタジオ・遠藤慎也 代表】
「資料からただ似ているだけで再現してしまうと、米朝師匠の面影、雰囲気、人柄はなかなか再現できない。にこやかな米朝師匠を作りたいと思っている」
ロボットは、8月1日からサンケイホールブリーゼで開かれる「桂米朝展」で、なんと高座を再現するというから楽しみです。
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