徳島県佐那河内村では、昔ながらの手法で棚田に「古代米」の苗を植える田植え式が行われました。
かつて、朝廷や阿波藩主に献上する米を栽培して栄えた佐那河内村は、いま、住民の高齢化や過疎化に苦しんでいます。
村は、活性化をめざして、2800年前から伝わるとされる「赤米」などの古代米を休耕田の棚田で育てる取り組みを始めました。
農業体験を観光の目玉にして、古代米が実ればお酒などに商品化するのが狙いです。
【参加者】「楽しかった」、「植えるときに腰が痛いとお年寄りがいうのがよくわかった」
【原仁志・佐那河内村長】「いろいろな人に佐那河内村に来て頂いて、農業の良さを少しでもPRできたら」
古代米は10月頃に収穫の時期を迎えるということです。
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