大阪市淀川区で逃走した車に警察官が発砲し、暴力団組員の男が死亡した事件で、男の体内から覚醒剤の成分が検出されたことが分かりました。
5日、大阪市淀川区の路上でパトカーに何度も衝突を繰り返した車に警察官が発砲し、運転席にいた山口組系暴力団組員の佐古智正容疑者(47)が死亡しました。
その後警察が佐古容疑者の遺体を解剖したところ、体内から覚醒剤の成分が検出されたことが新たに分かりました。
また助手席にいた元暴力団組員、岡本秀史容疑者(47)の尿からも覚醒剤の成分が検出されていて、調べに対し岡本容疑者は「2人で覚醒剤をやっていた」と供述しているということです。
車内からは覚醒剤のような粉末と注射器が見つかっていて、警察は、2人が覚醒剤使用の発覚を恐れて逃走したとみて調べています。
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