京都市中央卸売市場の近くの府道で、市場の荷物を運ぶ1人乗りの構内運搬車がタクシーに追突され、構内運搬車を運転していた男性が死亡しました。
後ろにダンボールを乗せて車道を走る構内用運搬車。
卸売市場やその周辺でよく見かけます。
午前8時すぎ、下京区朱雀裏畑町の府道で、構内運搬車がタクシーに追突される事故がありました。
運搬車を運転していたのは近くにある京都市中央卸売市場に出入りする食品会社の社員山本雄三さん(43)で、追突により対向車線に飛ばされ、通りかかった別のタクシーにもはねられました。
山本さんは全身を強く打ち、死亡しました。
【記者レポート】
「事故があった現場では、朝の時間帯に構内運搬車が行き交い、非常に混雑するということです」
構内運搬車は、普通免許があり車両登録をすれば公道を走ることができます。
警察によりますと今回、山本さんは交通ルールを守っていました。
警察や市場では、構内運搬車を運転する人に対し、交通事故への注意を呼びかけていたということです。
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