滋賀県長浜市の寺で仏像と掛け軸・290万円相当が盗まれました。
市内では今月に入り同様の被害が相次いでいます。
9日午前9時半頃、長浜市三田町の「傳正寺」の本堂から仏像と掛け軸が無くなっているのを、檀家の女性が見つけました。
盗まれたのは阿弥陀如来立像2体と聖徳太子の絵などが描かれた掛け軸2本で、被害総額はおよそ290万円にのぼります。
警察の調べによりますと、裏口の扉の止め木を外したような痕があったということです。
長浜市内では今月、南郷町の宗元寺で450万円相当、大門町の西林院で960万円相当の仏像と掛け軸が盗まれる事件が相次いでいました。
いずれも普段は人が住んでいない寺で、警察は同一人物が下調べをして犯行に及んだ疑いが強いとみて調べています。
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