神戸市の老人ホームで入居者の女性を虐待したとされる元職員の男に対して、神戸地裁は執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、神戸市西区の介護付き有料老人ホーム「はぴね神戸学園都市」に勤務していた松田光博被告(40)です。
判決によりますと、松田被告は今年1月、入居していた当時73歳の女性のほおを叩くなどの暴行を加えました。
判決で神戸地裁明石支部は「卑劣な犯行で、介護職員にあるまじき行為」として、懲役1年・執行猶予3年の判決を言い渡しました。
【被害者の長女】「(未だに)日によっては、怖い怖いと言っていたりとか(するので)家族の感情からしたら、罪はとても軽いと感じた」
松田被告は「今後も反省していきたい」と話していて、弁護側は控訴しない方針です。
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