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「仕事探しに大阪に…」もウソか ミナミ・通り魔殺人

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大阪・ミナミで男女2人が殺害された通り魔事件で、逮捕された男は「仕事を探しに大阪へ来た」と話していましたが、仕事を探した形跡がないことが分かりました。 偶然そこに居合わせただけで犠牲となった、佐々木トシさん(66)。 大阪・ミナミで30年、飲食店を切り盛りしてきました。 告別式では、佐々木さんを母と慕った多くの常連客や友人たちが見送りました。 【参列した知人】 「私がスポーツクラブから出てくるのと佐々木さんが出てくるのが一緒だった。その30分後に刺された。人のいい、優しい人だった」 もう1人の犠牲者・南野信吾さん(42)の通夜は、東京都東久留米市で14日に営まれます。 一方、逮捕された礒飛京三容疑者(36)が大阪で凶行に及んだ背景が、少しずつ分かってきました。 覚せい剤取締法違反の罪で服役していた礒飛容疑者。 刑務所の中から、かつて働いていた栃木県の内装工事会社の元上司に、「雇って欲しい」と手紙を送っていました。 元上司も「仕事の世話をしてやる」と何度か返信。 出所した数日後には「ご迷惑をおかけしました。施設に入りました」と電話がありましたが、このとき仕事の話は出なかったといいます。 「施設」とは、薬物依存症のリハビリ施設。 しかし犯行の2日前、自発的に退所。 犯行の前日に大阪に来た理由について、こう供述しています。 【礒飛容疑者の供述】 「刑務所で知り合った男性に仕事を世話してもらうために来た」 しかしその後の調べで、礒飛容疑者は大阪市内を観光したり酒を飲んだりしていて、知人男性との話題の中に「仕事の相談」はありませんでした。 「自殺しようとした」という供述にも、包丁を買ったわずか13分後に自殺を試みることなく犯行に及んだという矛盾があります。 警察は、礒飛容疑者の供述が嘘である疑いもあるとみて、詳しい動機を追及しています。

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