18日夕方、大阪府池田市の化学研究施設の実験棟で爆発がありました。この爆発によるけが人はいませんでした。
18日午後4時40分ごろ、池田市緑丘の産業技術総合研究所関西センターで、「黒い煙が出ている」と近所の人から消防に通報がありました。
警察などによりますと、研究所内にあるナトリウムやリチウムなどの物質を扱っている電池研究棟で爆発が起きたということです。
この爆発によって発生した火災で、実験棟の2階部分約150平方メートルが焼けましたが、当時中に人はおらず、けが人はいませんでした。
【目撃者】「炎が見えたと思ったら、すごい黒煙も出ていた。音がボンボンと聞こえきて、警察に『爆発の危険があるからすぐに避難してください』と言われた」
研究所によりますと、漏電や薬品の調合で爆発が起きた恐れもあるということで、警察は19日に現場検証を行って爆発の原因を調べる方針です。
↧