奈良県は、医師から交付された処方せんをカラーコピーして向精神薬を違法に手に入れたとして、38歳の無職の男を書類送検しました。
麻薬及び向精神薬取締法違反の疑いで書類送検されたのは、奈良市の無職の男(38)です。
男は今年2月から5月にかけて、医師から処方された向精神薬の処方せんをカラーコピーして偽造した疑いがもたれています。
男は偽造した処方箋を複数の薬局に提出し、処方された量以外に向精神薬と睡眠導入剤を744錠ずつ不正入手したということです。
男は「若い頃からうつによる不眠症に悩まされていて、医師から処方される薬の量では足りなくなった」と話しているということです。
男は不正に手に入れた向精神薬などを「自分で飲んだ」と話していて、奈良県も横流しは確認していないということです。
↧