和歌山県警は大規模災害の際民間の給油施設から警察のヘリコプターに優先的に燃料の提供を受ける覚書を交わしました。全国で初めての取組みです。
大規模災害では初期の救助・捜索活動にヘリコプターが欠かせませんが、和歌山県警が備蓄している燃料はヘリコプター5機が3日間活動できる量です。
大規模災害の場合、他府県警からもヘリコプターが応援派遣されることが予想されることから、燃料を確保するため南紀白浜空港で旅客機用の給油施設を運営する会社の協力を求めました。
覚書によると、旅客機の運航に支障がない範囲で給油施設に備蓄されている燃料を警察のヘリコプターに優先的に給油することが取り決められています。
警察と民間の給油所の運営会社が優先給油について覚書を結ぶのは全国で初めてです。
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