車が暴走した西成区の現場は、店舗や住宅が密集する地域です。
路地も非常に狭く、場所によっては車一台がやっと通れるくらいです。
路地の両側にある標識や看板はなぎ倒されていて、いかに猛スピードで駆け抜けて行ったかが分かります。
警察は、車を運転していた永田容疑者から事情を聴いていますが、今のところ暴走の理由は分かっていません。
ただ、目撃者の話から永田容疑者の異常ともいえる行動が明らかになっています。
クラクションを鳴らしながら同じ場所を２周したり、笑いながら通行人の方に向かっていったりと、このあたりの狭い路地を１０分間ほど走り回っていたということです。
永田容疑者は、逮捕された時に免許は持っておらず、車の中から薬やアルコールは見つかりませんでした。
永田容疑者は、警察の取り調べに対し、はっきりと受け答えをしているということですが、警察は今後、薬物やアルコールの影響がなかったか、調べることにしています。
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