26日夕方、徳島県美馬市で解体作業中の倉庫が倒壊して作業員が生き埋めになり、1人が死亡、1人が重傷を負いました。
午後4時半ごろ美馬市脇町の倉庫で、解体作業中に高さ約7メートルの壁が倒壊し、作業員の蔭山修司さん(64)と秋山英雄さん(67)が生き埋めになりました。
消防が駆けつけて2人を救出し病院に搬送しましたが、蔭山さんが胸を圧迫されてまもなく死亡しました。秋山さんも重傷です。
調べによりますと、倉庫では朝から作業員6人が解体作業を行っていたということで、蔭山さんらは倒壊した壁の近くにいて巻き込まれたとみられます。
警察は安全対策に問題がなかったか業者に事情を聴くとともに、明日朝から現場の実況見分を行って事故の原因を調べる方針です。
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