26日午後、大阪市西成区の商店街などを車が暴走し6人がケガをしました。
車は約10分間暴走し、運転していた男が逮捕されました。
制止を求めるパトカーの脇をすり抜け、壊れたバンパーを引きずりながら猛スピードで走り去るワゴン車。
午後1時40分すぎ、大阪市西成区山王2丁目で、「車が店に突っ込んで人に当たった。車はそのまま逃げている」と付近の住民から警察に通報がありました。
車は、商店街などの狭い路地を走り回って人をはね、周囲の店などに衝突しながら暴走したということです。
【目撃者】
「(車は)クラクションを鳴らしながら入ってきて、向こうでいろんなところをガチャガチャやって、Uターンしてきた」
消防によりますと、車にはねられた男性5人、女性1人のあわせて6人がケガをしました。
ケガ人は20代から60代で、いずれも命に別状はないということですが、60歳の男性1人が骨盤を骨折する重傷です。
【ケガをした人】
「後ろから暴走車両がきて、僕と自転車との横をパトカーに向かってぶつかった。車と自転車と塀に挟まれた。警察官が2人でピストルを構えた時に、運転手が見えた。目がうつろだった」
【カメラマンリポート】
「警察車両や消防車両で騒然としています。暴走した車に激突された自転車。その横に靴やかばんもあります」
【記者リポート】
「車は人通りの多い商店街を抜けて、さらに狭い路地へと入っていきました」
現場には、広い範囲に暴走の形跡が残されています。
車はいったいどんな経路をたどったのでしょうか。
付近の人などの話によると、車は、堺筋の東側の路地を10分間ほど走り回っていたということです。
そのあと狭い商店街を抜けて西側に引き返し、パトカーの脇をすり抜けて堺筋を右折、猛スピードで北に向かって逃げました。
そして・・・。
【記者リポート】
「車は道路が詰まっていたため反対車線に飛び出し、道路を逆走して止まりました」
人をはねてから1キロ以上走った結果、浪速区内でトラックと衝突して止まった車。
警察は、運転していた自
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