大阪市西成区で車が暴走し、6人が重軽傷を負った事件で逮捕された男の所持品の中に注射器があったことが分かりました。
警察は覚醒剤などの薬物を使用していた疑いもあるとみて調べています。
26日午後、大阪市西成区の路上をワゴン車が暴走し、運転していた自称・無職の永田邦勝容疑者(32)が、浪速区内で信号無視をしたとして現行犯逮捕されました。
永田容疑者は、西成区の路地で住宅の壁に接触を繰り返すなどおよそ10分間暴走していて、はねられた男性(60)が骨盤を骨折する大けがをしたほか、5人が打撲などのケガをしました。
その後の警察の調べで、永田容疑者の所持品の中から注射器が見つかり、警察が押収していたことがわかりました。
警察は、永田容疑者が覚醒剤などの薬物を使用していた疑いもあるとみて、尿検査をするとともに、注射器に薬物の成分が残っていないかなど調べる方針です。
↧