関西電力管内では2日から節電要請期間がスタートしました。大飯原発の稼動状況によって、節電目標は変更されることになっています。
大飯原発3号機の原子炉は1日午後9時に再稼働し、順調にいけば8日にフル稼働する見込みです。
一方、関西電力は2日から9月7日まで「おととしに比べ15パーセント以上」の節電要請をしていて、3号機がフル稼働した場合は「10パーセント以上」に緩和するとしています。
奈良県庁では節電要請を受け、2日から職員の勤務時間を30分早めるサマータイムを始めました。
【県の職員】
「生活のリズムが整うかなと」
「子どもがいるので、保育園の送り迎えがあるので、すごく大変です」
また、今月21日からは閉庁日を土曜日から月曜日に変更する都道府県初の取り組みも実施することにしています。
一方、南海電鉄ではラッシュの時間を除く一部の電車の車両数を減らしました。
【乗客】
「この時間は混んでないから(大丈夫)。ラッシュの時間だったらどうかわらかないけど」
「(本数を減らす)間引きしないで、車両数を減らした方がいい」
2日から間引き運転を実施する鉄道会社はありませんが、JR西日本などは電力の需給がひっ迫した場合、日中の電車の本数を減らす準備をしています。
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