西日本の太平洋沖で起こるとされている「南海トラフ巨大地震」について、最新の研究内容を発表する会合が大阪市内で開かれました。
会合には海底の地殻変動について研究している人たちや文部科学省の防災担当者などが参加しました。
これまでに国は、西日本の太平洋沖で起こるとされる「南海トラフ巨大地震」について、東海・東南海・南海での地震が連動した場合、最大で2万5千人が死亡すると発表しています。
8日は、海洋研究開発機構の研究者が十分な調査が行われていなかった紀伊半島沖の海底プレートの構造を解明した成果などを報告しました。
この会合はあすまで行われ、今回の発表内容は国がことし8月下旬に公表を予定している「南海トラフ巨大地震」の被害想定に反映されます。
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