15日の大雨で大きな被害を受けた京都市北部などでは、一夜明けて住民たちが後片付けに追われています。
浸水被害の大きかった京都市北区衣笠では一夜明けてほぼ水が引き、川も穏やかな状態を取り戻しました。
15日未明、京都市北部や京都府亀岡市では、1時間の最大雨量が推定で90ミリを超える猛烈な雨が降りました。
この大雨で床上浸水が45軒、床下浸水155軒が確認されたほか、土砂崩れにより住宅3軒で壁や窓などが壊れる被害が出ました。
被害を受けた地域では朝から住民たちが家の泥をかき出すなど片付け作業に追われています。
【住宅が被災した住民】
「昨日のお昼ごろまで家が水に浸かっていた。電化製品は全部ほかした、みんなだめになった」
「片づけはもう全然。これからこれから。終わるなんてないやろう」
京都市内は猛暑になるとみられ、市は熱中症への注意を呼びかけています。
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