滋賀県大津市の社会福祉施設に勤務していたケアワーカーが入所者に暴行を加えるなどの虐待を繰り返していたことがわかりました。
虐待を行っていたのは、滋賀県大津市の社会福祉施設「滋賀保護院」に勤務していた38歳の男性ケアワーカーです。
滋賀保護院によりますと、男性ケアワーカーは約1年前から障害のある入所者12人に対して、殴る蹴るといった暴行を加えたり、排泄物を放置するなどの虐待を繰り返していたということです。
【滋賀保護院・田中義人所長】「他の職員が気付いたこともあって注意を繰り返してたんですけど、なかなか改善されなかった。多大なご迷惑をおかけして誠に申し訳なく思っています」
このケアワーカーは虐待したことを認めて、ことし6月に自主退職していて、滋賀保護院では、職員の研修などを行って再発防止を図るとしています。
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