13日、和歌山県古座川町の住宅で1人が死亡した火事で、この家に住む62歳の男が放火の疑いで逮捕されました。
現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、古座川町の無職・伊東康彦容疑者(62)です。調べによりますと、伊東容疑者は13日未明、自宅の自分の部屋に火をつけ、3棟を全焼させた疑いが持たれています。この火事で、焼け跡から同居していた伊東容疑者の兄の俊彦さん(65)とみられる性別不明の遺体が見つかりました。調べに対し、伊東容疑者は「自ら火をつけた」と容疑を認める一方で、「なぜ火を付けたか分からない」と話しているということです。兄の俊彦さんは数日前から体調を崩し、伊東容疑者が看病をしていたということで、警察は動機の解明を進めるとともに、遺体は俊彦さんとみて身元の確認を急いでいます。
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