兵庫県尼崎市の阪神高速道路で、トラックや乗用車などあわせて6台が絡む事故があり、5人が重軽傷を負いました。
21日午後9時50分ごろ、阪神高速神戸線上りの尼崎西料金所付近で、大型トラックが渋滞中の車の列に追突し、合わせて6台が絡む玉突き事故になりました。
この事故で、追突された乗用車の大学生・岩崎健一さん(22)と、枚方市の今西彩音さん(19)が骨折などで重傷、2人が軽傷を負ったほか、別の車の男性(40)も軽傷です。
警察は、トラックを運転していた和歌山県紀の川市の平谷秀治容疑者(64)を、自動車運転過失致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
現場では当時、落下物の回収作業による車線規制で渋滞が起きていて、調べに対し、平谷容疑者は「ボーっとしていて、気づくのが遅れた」と話しているということです。
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