大飯原子力発電所4号機もフル稼働を始めました。
しかし関西電力は、家庭の節電目標を「10%以上」のまま変更しない方針を固めました。
関西電力の大飯原子力発電所4号機は午前1時、約1年ぶりにフル稼働を始めました。
関西電力はこれで、この夏の電力不足はほぼ賄えるとしています。
しかし供給力に余裕がないことや、火力発電所のトラブルに備えることを理由に、節電目標は家庭はおととしに比べて「10%以上」のまま変更せず、一部の製造業などに限って「5%以上」に緩和する方針を固めました。
【街の人】
「家庭で10%は厳しい、緩和してほしい」
「家庭が節電して企業に少しでも電気を回した方がいい」
「関電の言っている節電が必要ということが本当に正しいのかと思う。そういう見方をしている」
節電目標の緩和については、関西広域連合も「節電の意識が緩む恐れがある」として反対の姿勢を示していますが、関西電力が発表している『でんき予報』では、連日安定した需給状況が予想されています。
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