和歌山県新宮市の警察署では、警察官が動物に扮して、動物が街中に出没した際の訓練が行われました。
訓練は熊が街中に出没し、人に危害を加えるとの想定で行われ、およそ20人の警察官が参加しました。
新宮署管内では今月、イノシシが街中を走り回った他、熊がミツバチの巣箱を壊すなどの被害が3件出ています。
新人の警察官が暴れまわる熊を押さえつけて射殺するなど、迫熱した訓練となりましたが、気温が30度を超える中で熊役の警察官も汗だくです。
【熊役の警察官】
「暑いですね、後輩のためなのでしょうがないです」
新宮署では、どんな現場にも対応できるよう訓練を重ねたいということです。
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