奈良県橿原市で日本書紀に記述のある磐余池とみられる日本最古の人工のため池の跡が見つかりました。
池の跡が見つかったのは奈良県橿原市東池尻町で人工的に作られたため池としては、日本最古とみられます。
6世紀後半から7世紀前半のものとみられる建物跡も見つかっていて、池は日本書紀に記述のある磐余池とみられるということです。
聖徳太子の父用明天皇が磐余池に面して新しい宮を建てたという記述があり、飛鳥時代以前の都の様子を解明する手がかりになりそうです。
【和田萃京都教育大名誉教授】
「飛鳥の前がどういう時代だったのか、古事記、日本書紀には詳しく記述があるが、ほとんど未調査で空白地帯」
現地見学会は17日9時から午後3時まで行われます。
↧