近畿地方では、13日夜から大雨が降り続き、各地で住宅の浸水や土砂崩れなどの被害が出ているほか、川に流された女性が死亡しました。
【記者リポート(大阪・枚方市 午前5時半頃)】
「雨の勢いは全く衰えることなく、道路が一面がまるで海のようになっています」
近畿地方では13日夜から、雷を伴う激しい雨が降り始めました。
大阪府内だけでも、300棟以上の住宅が床上・床下浸水の被害を受けています。
大阪府枚方市では14日午前8時半頃、62歳の女性が用水路に浮いているのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡が確認されました。
また、京都府によると、京都府宇治市をはじめ南部では、降り始めからの総雨量が300ミリ前後に達したということです。
さらに、14日午前5時から6時ころには1時間に100ミリ前後の雨を観測し、記録的短時間大雨情報が出されました。
宇治市では少なくとも数百棟の住宅が床上・床下浸水の被害を受けたとみられ、京都府が被害情報のとりまとめを急いでいます。
【市民】
「この辺りまで水が・・・腰くらいまで。初めてです」
「このあたりを川みたいに流れていた」
また、滋賀県大津市では南部の8ヵ所で土砂崩れが発生しました。
土砂が道路を塞いだため、2つの地区で100人以上が孤立状態となっています。
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