京都府亀岡市で、無免許運転の少年の車にはねられ10人が死傷した事件の遺族らが14日、現場の道路で初盆の法要を行いました。
【長女の奈緒ちゃんを亡くした横山博史さん】
「本当なら実家に帰って、じいじとばあばのところでと遊んでいるはずなのに」
事件現場で行われた初盆の法要には、多くの遺族が参列しました。
ことし4月、無免許の少年(18)が集団登校中の列に突っ込み10人が死傷した事件では、現在、少年を自動車運転過失致死傷などの罪に問う裁判が行われています。
現場を訪れた遺族らは、いまだ受け入れられない家族の死を悼み、冥福を祈るように手を合わせていました。
【妻の幸姫さんと亡くした松村晶史さん】
「まだ自分の中で整理がついていない部分、つかない部分があるんですけど、ちょっとでも安らかになってもらえたら」
遺族らは、無免許運転の厳罰化を求め、法改正へ向けての活動を続けています。
↧