JR西日本の元社員と共謀し、不正に定期券を発行したとして暴力団組長が逮捕された事件で、元社員が「毎月、組長に金を渡していた」と話していることが分かりました。
兵庫県明石市の暴力団組長・細田利和容疑者(44)らは去年12月、JR西日本元社員の宇留島剛被告(50)らと共謀し、およそ63万円分の定期券を不正に発行した疑いがもたれています。
宇留島被告らは、不正に発行した定期券を払い戻す手口で、8600万円を着服したとされていて、調べに対し「毎月数万円から数十万円を組長に渡していた」と供述しているということです。
警察は、着服した金の一部が暴力団の資金になっていた疑いがあるとみて調べています。
↧