シャープは資本や業務の提携を目指す台湾企業と、早ければ今週中にもトップ会談を行う方針であることがわかりました。
奥田社長が台湾を訪れる方向で検討しています。
昨年度3760億円の赤字となったシャープは、台湾の鴻海精密工業グループに1株550円で出資してもらうことで話が進んでいました。
しかし、シャープの株価が200円前後まで急落したため、鴻海が条件の見直しを迫っています。
先月30日、鴻海の郭台銘会長が堺市の工場を見学した際トップ会談が行われる予定でしたが、会長は急きょ会談をキャンセルし、協議はまとまっていません。
このため、シャープは早ければ今週中にも鴻海とトップ会談を行う方針で、奥田社長が台湾を訪れる方向で検討しています。
会談が実現すれば、シャープは海外のテレビ工場を鴻海に売却することについても合意を目指す考えです。
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