滋賀県大津市で自殺した中学生がいじめを受けていた事件で、通っていた中学校で3日、始業式が行われました。
警察は、夏休み中に同級生らへの聴き取りをほぼ終えています。
自殺した男子生徒(当時13)が通っていた中学校では3日、新学期が始まりました。
始業式で校長は「多くの人が警察の聴き取り調査を受け、大変つらい思いをさせて申し訳ない」と生徒に謝罪しました。
男子生徒がいじめを受けていた事件で滋賀県警は、夏休み中に同級生など約300人から聴き取りを行いました。
聴き取りは自宅や学校で行われ、保護者が立ち会うこともあったということです。
【聴き取りを受けた生徒】
「警察が家に来て『何、知ってますか』と聞かれて、僕はケンカしてたことを答えただけで、それを再現したりしたくらい。あんまり知らないので」
警察は、いじめの加害者とされる3人の生徒に対する事情聴取も行って、暴行などの容疑が固まり次第、早ければこの秋にも立件する方針です。
一方3人は、現在行われている民事裁判の中で「じゃれあっていただけ」と、いじめを否定しています。
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